名探偵コナン 考察メモ

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「パパの友人」について②

※タイトルは②にしましたが、以前の考察「パパの友人=ジェイムズ」がハズレなのはもう決定的かと思います(笑)

 

ということで、「パパの友人=羽田康晴(羽田浩司の実父・羽田秀吉の義父)」をここで整理しときます。

  

 

 

赤井家と羽田家

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簡単なものだけど、前提として、家系図(関係図)はこんな感じ。

 

 

「パパの友人」

園子「でもホテル暮らしなんて実はどこかのお嬢様だったりして?」

真純「昔から世話になってるパパの友人金持ちなんだ! 園子君のトコには負けるけど…」【83巻】

 

FILE1037「時の流れを…」

(17年前)

メアリー「お父さんの友人の羽田さん覚えてる? 彼の息子で浩司って人いたでしょ?」

秀吉「ああ! 将棋ってゲームが上手なお兄さん!」

メアリー「その浩司さんがアメリカで謎の死を遂げて… お父さん、羽田さんに頼まれてその真相を探りに渡米したんだけど… とんでもない相手がからんでる事がわかって危険だから念の為に日本に避難するのよ…」

 

FILE1042「思い出のジンギスカン

コナン「しかしあの兄弟の母親が家政婦をやってたのってどこの誰のお屋敷だったんだろーな?」

平次「ああ… それやったら… 伊織っちゅう執事に聞いたで… お前もよー知ってる有名人のお屋敷や!」

コナン「有名人?」

平次「将棋の六冠王! 羽田秀吉名人の実家の… 羽田家や!」

(中略)

コナン「つまり… 当時将棋の四冠王だった羽田浩司は… 大金持ちの御曹司だったってわけか…」 

 

考察

こうして重要な会話を書き出してみると、考えるまでも無さそう。

 

パパの友人の金持ち = 羽田康晴

 

キャラクター視点でも「羽田康晴は、17年前、自身が息子の事件の調査を依頼したために行方不明になってしまった友人の家族を援助している」となり、辻褄は合う。

金銭面で余裕のある一家であれば、尚更だろう。

 

 

17年前の事件の記事をネットにアップしている人物

博士「それにしてもこんな情報よく見つけられたのォ…」

コナン「誰かが定期的にネットにアップしてるみてーだぜ? 削除されるのをお構いなしに…まるで誰かがこの謎を解いてくれって…言わんばかりにな…」 【89巻】

さて、この件は以前にもちょこっと書いたが、あの頃は羽田家についての情報が少なくて、消去法に過ぎなかった。

ここにきて、羽田家の存在感が増しているので、「羽田浩司の事件の記事をネットにアップしている人物」も、羽田康晴と考えてみたい。

 

そもそも初出の段階で、コナンが「まるで誰かがこの謎を解いてくれって…言わんばかり」だ、と人物像を推測している。このコナンの予測がそのまま答えとなる。

 

「羽田浩司の事件の記事をネットにアップしている人物」 = 羽田康晴

 

キャラクター視点で見ると、羽田康晴は17年前、事件の調査を友人である赤井務武に依頼しており、当初から事件の真相を知りたがっていたことが分かる。

現在でも謎の解明には至っておらず、頼れる「友人」も行方不明。17年経っている上、海外で起きた事件であるため、警察などの捜査ももどできないだろう。しかし、どうにか息子の死の真相が知りたいという立場。

ポイントとなるのは、羽田康晴はおそらくどこかの諜報員などではなく、ただの一般人であるだろうこと。つまり、自身の力ではどうすることもできないため、不特定多数が目にするネットを通じて、「誰か」に助けを求めるというのは決して不自然ではない。

 

ちなみに、羽田康晴がネットにアップした記事を削除している人物は、個人的には若狭留美と予想していたりするのだがどうだろう(笑)

 

※9/5追記

何故、組織は羽田家に危害を加えないのか?

これは、何度アップしても記事は削除されているため、組織の目に触れていないと考えられないだろうか。

逆に言うと、記事を削除しているのは、羽田家を守ろうとする立場の人物であるということになる。

 

 

大富豪・資産家

Q.27 烏丸蓮耶鈴木財閥大岡家どれが一番お金持ちですか?

烏丸。ダントツ烏丸です!

※本当にデカく書いてある)

SDB BLACK+の質問コーナーによると、一括りに「お金持ち」と言っても、程度に差はある様。

今回、この「大金持ち」に羽田家が加わることが分かった。そして、17年前の事件関係者であるアマンダ・ヒューズも資産家である。

 

博士「しかし何で日本の将棋指しが彼らに殺されなきゃならんのじゃ?」

灰原「組織にとって邪魔になったその資産家が殺される所を偶然目撃してしまったとかなんじゃない? アマンダはFBIやCIAにも顔が利く人物だったらしいし…」【89巻】

17年前の事件について、注意しておきたいのは、「組織にとって邪魔になったその資産家が殺される所を(羽田浩司が)偶然目撃してしまったとか」 というのは、あくまで灰原の推測であるということ。

個人的に、これはミスリードだと考えている。

 

実際には、例えば、「アマンダ・ヒューズが組織の関係者であり、羽田浩司が本当の被害者だった」とか。

アマンダの鼻が、烏丸蓮耶の特徴的な鼻にどこか似ているように思えてならない。また、鈴木財閥以上のお金持ち(それもダントツ)ということは、烏丸グループは、世界を跨いで、権力を握っている家なのではないかと思ったりする。

鈴木財閥は、劇場版の影響がかなり大きいが、ベルツリータワーを始め、様々な分野で幾多の事業を行っている。烏丸グループが、それをはるかに超える規模だとすると、日本国内にとどまらず、アメリカで、しかもFBIやCIAにも顔が利くような地位にいたりすると面白いと思うのです。

ただ、アマンダは死因不明=APTX4869で毒殺されているので、組織の人間だとすると、若干の矛盾が生じるけれど……(笑)