APTX4869
※2020/2/27 最新の考察はこちら
あの方=烏丸蓮耶と判明したけど、烏丸蓮耶は現在、生きていたら140歳を超えていることになる。ここで、まず思い浮かぶのが、APTX4869による幼児化だろう。しかし、勘違いしてはいけないのが、組織は、APTX4869を「死体から検出されない毒薬」としか思っておらず、「幼児化」は極めて珍しい例、ということ。
APTX4869の考察は難解すぎて、書きかけのまま長らく放置していた(この記事作成したのは去年7月……)んだけど、いい加減、まとめてみる。Twitterの質問箱でも、あの方やAPTX4869関連はよく分からない回答ですみません!
とりあえず、連載再開で、この考察が打ち破られる前に、今、考えられることを……!!
原作:最新の情報
コナン「でも変じゃねえか? 何で17年前に殺された羽田浩司の名前がオレの2つ下に載ってんだ?」
灰原「データの管理者が殺した順に並べてなかったのね…もしかしたらその人物の血液型で纏めてたのかも…」
コナン「それによ…オレが飲まされたあの薬が17年前にもうあったって事は…お前、今何歳だ?」
灰原「失礼ねぇ、言ったでしょ? 18歳って… 多分、その薬は私の父と母が作った薬…私は焼け残った資料を掻き集めてその薬を復活させただけだから…」
コナン「焼け残った?」
灰原「父と母の研究所が火事になって薬の資料と一緒に2人共焼死したのよ…組織の人達からは不運な事故だったと聞かされていたけど…」
灰原(まあ、私が本当に作らされていたのは…別の薬なんだけどね…)【89巻】
薬の分類
- [A] 宮野夫妻が作った(=開発した)APTX4869
- [A'] 灰原が作った(=復活させた)APTX4869
- [A'-a] 灰原が作ったAPTX4869の解毒剤
- [B] 灰原が作らされていた別の薬
APTX4869の作用
- [X] 死体から検出されない毒
- [Y] 幼児化
時系列
※話そうDAY2018で、宮野夫妻が生きている可能性がはっきり否定された。
※宮野夫妻が組織で研究を始めたのが20〜30年前の間と思われるので、烏丸蓮耶の生死に関わっているかは微妙?
30年前 | 宮野厚司 | 組織に加入 |
2?年前 | 宮野厚司,エレーナ | 結婚 |
2?年前 | 宮野エレーナ | 組織に加入(20~24,5年前(=明美出産後)の可能性も考えられる、ただSDB+90からエレーナの組織加入は結婚後と思われる) |
24,5年前 | 宮野エレーナ | 宮野明美を出産 |
20年前 | 宮野家 | 出島デザイン事務所を訪れる |
18年前 | 宮野エレーナ | 宮野志保を出産 |
17年前 | 宮野厚司,エレーナ | 研究中の事故で死亡(作中の情報では「私(志保)が生まれてすぐ事故で死んだらしい」のみ、92巻巻末の年表では17年前となっている) |
羽田浩司(仮),アマンダヒューズ | [A]宮野夫妻が作った(=開発した)APTX4869 の [X]死体から検出されない毒 の作用で死亡 | |
5年前 | 宮野明美,志保 | 諸星大(赤井秀一)と出会う(13才の志保はシェリーとして、既に組織の研究室で薬を研究していた) |
半年前 | 工藤新一 | [A']灰原が作った(=復活させた)APTX4869 の [Y]幼児化 の作用で江戸川コナンとして過ごし始める |
宮野明美 | 諸星大(赤井秀一)に最期のメール、ジンに殺害される | |
宮野志保 | [A']灰原が作った(=復活させた)APTX4869 の [Y]幼児化 の作用で組織から脱出、灰原哀として過ごし始める |
メアリーの幼児化
メアリーが飲まされたのは、[A]宮野夫妻が作ったAPTX4869 か [A']灰原が作ったAPTX4869 のどちらか考える。
[A]宮野夫妻が作ったAPTX4869 と [A']灰原が作ったAPTX4869 は同じ薬か
疑問点は、[A]宮野夫妻が作ったAPTX4869 に [Y]幼児化 という作用はあったか。
APTX4869を飲まされた人物リストに注目する。
コナン「でも変じゃねえか? 何で17年前に殺された羽田浩司の名前がオレの2つ下に載ってんだ?」
灰原「データの管理者が殺した順に並べてなかったのね…もしかしたらその人物の血液型で纏めてたのかも…」
コナン「それによ…オレが飲まされたあの薬が17年前にもうあったって事は…お前、今何歳だ?」
灰原「失礼ねぇ、言ったでしょ? 18歳って… 多分、その薬は私の父と母が作った薬…私は焼け残った資料を掻き集めてその薬を復活させただけだから…」【89巻】
[A]宮野夫妻が作ったAPTX4869 と [A']灰原が作ったAPTX4869 を飲まされた人物のリストは、一つにまとめられていた。
灰原「あなた知ってた? 組織はあなたの家に二度ほど調査員を派遣してたのよ… あの薬を飲んだ人間の中で、あなたの死亡だけが確認されてなかったからね…」【18巻】
工藤新一は、[A']灰原が作ったAPTX4869 の最初の投与者。
つまり、
「あの薬を飲んだ人間の中で、あなた(工藤新一)の死亡だけが確認されてなかった」
= [A]宮野夫妻が作ったAPTX4869 を飲んだ人間は全員、死亡が確認されている
= [A]宮野夫妻が作ったAPTX4869 で [Y]幼児化 した人間はいない
となる。
ただし、
灰原「細胞の自己破壊プログラムの偶発的な作用で、神経組織を除いた骨格・筋肉・内臓・体毛…それらすべての細胞が幼児期の頃まで後退化する…神秘的な毒薬をね…」【18巻】
[Y]幼児化 は「偶発的な作用」で起こるので、
[A]宮野夫妻が作ったAPTX4869 で、[Y]幼児化 した人間はいない
= [A]宮野夫妻が作ったAPTX4869 に [Y]幼児化 という作用がない
とはならない。
[A]宮野夫妻が作ったAPTX4869 では [Y]幼児化 が、偶然、起こらなかっただけかもしれない。
幼児化の時期
[A]宮野夫妻が作ったAPTX4869 の投与された人物で、リスト上、生死不明はいないので、メアリーが投与されたのは [A']灰原が作ったAPTX4869 である可能性が高い。それも、灰原が知らない出来事なので、灰原の幼児化後。
灰原「あなた知ってた? 組織はあなたの家に二度ほど調査員を派遣してたのよ… あの薬を飲んだ人間の中で、あなたの死亡だけが確認されてなかったからね… 当然その調査に、薬の考案者である私も同行したわ… でも、家の中はホコリだらけで、誰も住んでいる形跡はなく、一度目はそれでお開きになった… 2度目の調査はその一か月後… 相変わらずホコリだらけで、どこも変わった様子はなく… 私もあなたが死亡したものだと思い始めたその時よ… 洋服ダンスの奥の奇妙な変化に気づいて… 鳥肌が立ったのは… なくなってたのよ… 一か月前にはあったはずの、あなたの子供の頃の服だけがごっそり…」【18巻】
薬を投与された人物は、灰原が組織を脱出するまで(工藤新一がARTX4869投与をされた約二か月後まで)の期間、工藤新一以外、全員、死亡が確認されていることから、
約半年前 | 工藤新一 | [A']灰原が作った(=復活させた)APTX4869 の [Y]幼児化 の作用で江戸川コナンとして過ごし始める |
宮野明美 | 諸星大(赤井秀一)に最期のメール、ジンに殺害される | |
約4か月前 | 宮野志保 | [A']灰原が作った(=復活させた)APTX4869 の [Y]幼児化 の作用で組織から脱出、灰原哀として過ごし始める |
? | メアリー世良 | [A']灰原が作った(=復活させた)APTX4869 の [Y]幼児化 の作用で現在の姿に |
現在 | メアリー世良,真純 | 日本に帰国(ウインブルドンのコナン「ホームズの弟子だよ!」発言を見た?) |
と考えるのが、今のところ、自然だと思う。
ただ、この場合、メアリーは帰国の際、パスポートをどうしたんだという疑問が残る。
灰原「でも、あの薬をこのまま組織が暗殺のために使い続けたら、いずれ私達の様な幼児化する人間が出ないともかぎらない…」【18巻】
後付けと思うが、これが後のメアリーの登場を示唆する意味合いを持たせたんだろう。
<例外>
①データの書き替えがあった場合
灰原「感謝して… あなたのデータは、「死亡確認」に書き替えてあげたから。」【18巻】
何者かがメアリーの投与データを書き替えていたら、[A]宮野夫妻が作ったAPTX4869 で [Y]幼児化 した可能性は残る。ただ、宮野夫妻は17年前に死亡していることと、10年前のメアリーがまだ大人の姿であることを考えると、この可能性は低そう。
②非正規ルートでの投与だった場合
灰原「どーせ殺されるならと、その時飲んだのが…隠し持ってたAPTX4869… 幸運にも死のうと思って飲んだその薬は、私の体を幼児化させ… 手カセから私を解放し…小さなダストシュートから脱出させてくれたのよ…」【18巻】
そもそも、服毒したこと、又は、投与されたことが、組織に知られていなければ、リストに名前は載らない。
しかし、現実的に考えれば、メアリーが自らAPTX4869を入手して服毒するとは思えない。他者に飲まされたなら、それは組織の人間以外に考えにくく、組織が関与すれば、リストに投与後「不明」と報告されるはずである。すなわち、灰原が組織にいた期間であれば、工藤新一の「不明」とともに記憶に残っていないとおかしい。
[B]灰原が作らされていた別の薬 を考える
ここからが本題。頭が痛くなってくる話。
灰原「多分、その薬は私の父と母が作った薬…私は焼け残った資料を掻き集めてその薬を復活させただけだから…」
コナン「焼け残った?」
灰原「父と母の研究所が火事になって薬の資料と一緒に2人共焼死したのよ…組織の人達からは不運な事故だったと聞かされていたけど…」
灰原(まあ、私が本当に作らされていたのは…別の薬なんだけどね…)【89巻】
灰原が組織で作らされていたのは別の薬だった。APTX4869は、復活させただけ。
[B]灰原が作らされていた別の薬 を、存在している(た)薬が持つ作用から考える。
[A]宮野夫妻が作った(=開発した)APTX4869
エレーナ「実はお母さんね… 今、とても恐ろしい薬を作ってるの… ラボの仲間は夢のような薬って浮かれてるけど… 父さんと母さんは願いを込めてこう呼んでるわ… シルバーブレット… 銀の弾丸ってね! でもその薬を完成させるには、父さんと母さんはあなた達とお別れしなきゃいけないの… わかってちょうだいね… 志保…」【78巻】
娘達と「お別れ」したことを考えると、宮野夫妻は薬を完成させたのだろうか。正直、[A]宮野夫妻が作ったAPTX4869 については、よく分からない。
ただ、17年前、羽田浩司(仮)とアマンダヒューズの死因が不明であることから、[X]死体から検出されない毒 の作用はあっただろう。
[A']灰原が作った(=復活させた)APTX4869
作用を2つに分けて考える。
[X]死体から検出されない毒
灰原「試作段階のあの薬を組織の人達がたまにこう呼んでいたのよ… シリアルナンバーの4869をもじって4869(しゃろく) シャーロック… 「出来損ないの名探偵」ってね!」【24巻】
[Y]幼児化 という作用がごく稀に起こることは灰原(シェリー)しか知らない。つまり、組織の人間は、 [X]死体から検出されない毒 と認識していたAPTX4869を「出来損ないの名探偵」と呼んでいたということ。「出来損ない」なので、[X]死体から検出されない毒 は、本来期待された作用ではない。
これは、灰原登場時の「毒なんて作ってるつもりなかった」という言葉からも、本来期待された作用は別にあることが伺える。
[Y]幼児化
ピスコ「素晴らしい! 君はまだ赤ん坊だったから覚えちゃいないだろうが、科学者だった君の御両親と私はとても親しくてね… 開発中の薬の事はよく聞かされていたんだよ…」
灰原(誰?)
ピスコ「でもまさかここまで君が進めていたとは… 事故死した御両親もさぞかしお喜びだろう…」【24巻】
ピスコの言葉から、[A']灰原が作ったAPTX4869 は、[A]宮野夫妻が作ったAPTX4869 より研究が進んでいることが分かる。もっと正確には、[A']灰原が作ったAPTX4869 の [Y]幼児化 という作用が最先端。
[Y]幼児化 が「APTX4869」の本来期待された作用であり完成形、と断言はできないのだけど、とりあえずそう考えておく。
[B]灰原が作らされていた別の薬
ここからは、完全に憶測。
結論からいくと、[B]灰原が作らされていた別の薬 は、[A'-a]灰原が作ったAPTX4869の解毒剤 である可能性を考える。[A'-a]灰原が作ったAPTX4869の解毒剤 は、大人の体に戻す薬。つまり、「成長促進する薬」のこと。
- 幼児化する薬=APTX4869
- 成長促進する薬=[B]灰原が作らされていた別の薬
宮野夫妻は、人を [Y]幼児化 する薬を研究しており、その過程で [X]死体から検出されない毒 ができた。17年後、灰原(シェリー)は、焼け残った資料を掻き集めてこの薬を復活させる。そして、少なくとも復活させた薬には、稀に [Y]幼児化 作用が起こった。ここまでが「APTX4869」。
そして、それとは別に、灰原(シェリー)は組織に「成長促進する薬」を作らされていた?
これが、大まかな考察。
コナン「おい、何なんだ!? おまえ、両親の研究を継いで薬を開発してたんだろ!? その薬っていったい何の…」
灰原「…… 死者を蘇らせる秘薬… …とでも言えば満足かしら?」
(中略)
灰原「まあ安心しなさい… 私の研究の目的はそんな夢のような薬じゃないわ… この地球のほとんどの人間にはその価値を見いだせない愚かしい代物… そう… この小さな国の女の子にしか必要とされない… 雛人形のような物だもの…」
コナン「……」【38巻】
「成長促進する薬」、言い換えれば、「老化する薬」。早く老けたい人間などそういない。「ほとんどの人間にはその価値を見いだせない」「愚かしい」という灰原の言葉に合う。
また、「両親の研究を継いで」というコナンの言葉を灰原は否定していないことから、「幼児化する薬(=APTX4869)」と「老化する薬」は、宮野夫妻の頃から一括りの研究だったと考えると、辻褄が合いやすい。
エレーナ「実はお母さんね… 今、とても恐ろしい薬を作ってるの… ラボの仲間は夢のような薬って浮かれてるけど… 父さんと母さんは願いを込めてこう呼んでるわ… シルバーブレット… 銀の弾丸ってね! でもその薬を完成させるには、父さんと母さんはあなた達とお別れしなきゃいけないの… わかってちょうだいね… 志保…」
灰原「ごめんお母さん… 私… わかってなかった… こんな薬… 作っちゃいけなかったって… でも… みんなを巻き添えにしない為にも… 今はこの薬に頼るしか…」【78巻】
さて、このシーン。
灰原がここで手にしている薬は、[A']灰原が作ったAPTX4869 ではなく、[A'-a]灰原が作ったAPTX4869の解毒剤。
なので、「こんな薬(=APTX4869の解毒剤)作っちゃいけなかった」と、解毒剤の開発を後悔しているように思える。
しかし、ここは、「こんな薬」=APTX4869、「この薬」=APTX4869の解毒剤、のように、灰原の言葉は前者と後者で指すものが違うニュアンスにも取れると思う。「こんな薬」はエレーナの話の薬を受けての流れ。「この薬」は手に持っている薬のこと。個人的にはこの解釈の方が好み。
すなわち、「こんな薬(=APTX4869)作っちゃいけなかった」と、母の言う「恐ろしい薬(=APTX4869)」を復活させてしまったことを後悔し、「今はこの薬(APTX4869の解毒剤)に頼るしか」と覚悟を決めている。
疑問点
- 宮野夫妻が、薬を完成させるのに「お別れ」しなければならなかったのが分からない。本当に事故だったのか、又は、完成を恐れて、自身の命と共に燃やした?
もし、自己犠牲的な選択をしていたなら、伏線のような描写がある。ミステリートレインでバーボンが、宮野志保(キッドの変装)が自己犠牲的な行動を取った際、「さすがヘルエンジェルの娘さんだ…よく似てらっしゃる….」と言っている。火事という状況で、自ら火の元へ向かう行動が重なるかもしれない(「焼け残った資料を掻き集めて〜」から、宮野夫妻の研究所で火災があったことが分かる)。
しかし、このシナリオでは「薬を完成させる」ための「お別れ」にならない。
- ベルモットが宮野夫妻と灰原を恨んでいる描写について。
もし、ベルモットが本当に不老であり、尚且つ、灰原(シェリー)が作らされていたのが「成長促進する薬」だった場合、灰原を殺してしまうと永遠に不老のままとなる。
- 組織は、シェリーの脱走に「幼児化」を全く想定していない様子。「幼児化」が「APTX4869」の完成形なら、あの方は知っているだろうし、そうなれば、シェリーが組織を脱出した方法に検討がつきそうだけど。完成していることを知らないから疑わないだけ?
原作:初期
解釈とか矛盾点、気になる言葉。
ジン「こいつを使おう… 組織が新開発したこの毒薬をな… フフフ…なにしろ死体から毒が検出されない… 完全犯罪が可能なシロモノだ!! まだ人間に試した事がない、試作品らしいがな…」【1巻】
- [A]宮野夫妻が開発したAPTX4869 を知らない
- [A']灰原が復活させたAPTX4869 に限定した意味で言っている
どっちもありそうだし、両方かも。
灰原「APTX4869……」
コナン「え?」
灰原「これ、なんだかわかる? あなたが飲まされた薬の名称よ…」
コナン「な、何いってんだよ? オレはそんな変な薬なんて…」
灰原「あら、薬品名はまちがってないはずよ… 組織に命じられて私が作った薬だもの…」【18巻】
この「作った」は、「開発した」という意味ではなく、両親のものを参考にして単に「作った」。
灰原「あなた知ってた? 組織はあなたの家に二度ほど調査員を派遣してたのよ… あの薬を飲んだ人間の中で、あなたの死亡だけが確認されてなかったからね… 当然その調査に、薬の考案者である私も同行したわ…」【18巻】
……。
苦しいけど、『「APTX4869」の復活』を提案したのが灰原(シェリー)、とか。
コナン「ふ… ふざけんな!!! 人間を殺す毒を作ってた奴を、どう理解しろってんだ!?」「わかってんのか、てめー!! おまえが作った毒薬のせいで、いったい何人の人間が…」
灰原「仕方ないじゃない… 毒なんて…作ってるつもり…なかったもの…」【18巻】
[A']灰原が作ったAPTX4869 の [X]死体から検出されない毒 の作用のこと。本来の研究目的ではなかった。
灰原(工藤君…? あなたは夢にも思っていないでしょうね… あなたはすでに… 我々組織が半世紀前から進めていた極秘プロジェクトに… 深く関わってしまっているなんて…)【19巻】
意味深。
灰原「あせっちゃダメ…」「時の流れに人は逆らえないもの… それを無理矢理ねじ曲げようとすれば… 人は罰を受ける…」【19巻】
「時の流れ」を「無理矢理ねじ曲げようとする」は、[A']灰原が作ったAPTX4869 の [Y]幼児化 のことを言っているのか、[B]灰原が作らされていた別の薬 のことを言っているのか、或いは、そのどちらもか。
灰原のこの言葉は、板倉卓の件の「高飛車な女」の言葉とも重なりそう。
エピソードONE
※気が向いたら加筆します。