名探偵コナン 考察メモ

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宮野厚司と宮野エレーナについて

FILE1011「あの女性(ひと)の記憶」

降谷零の回想で宮野厚司と宮野エレーナの容姿が判明。ということで、宮野厚司と宮野エレーナの描写をできるだけ集めてみた。これまでの考察や新たな事実が上手く整理できていたらいいのだけど。

 

 

 

宮野厚司

 

組織とは別のスポンサー

出島社長「ええ…確かに私は、宮野厚司君と幼なじみだったが…彼とはもう30年ぐらい会ってないよ…最後に彼と会ったのは…彼が親から受け継いだこの家を、私が借り受けた時だったかな……」

阿笠博士「という事は、この家は宮野博士の…?」

出島社長「ええ…デザイン事務所を欲しがっていた私に、自分は家を空けるから、しばらくお前に貸してやるって…」「それ以来、30年間ずっと借りっ放しだよ…」

コナン「じゃあその後、宮野博士はどこに住んでいたの?」

出島社長「さぁ…自分の理論を認めてくれたスポンサーの大きな研究施設に行くと言っていたが、それがどこにあるかまでは…」

コナン「奴らだな…」

灰原「ええ…多分…」 (※一部省略) 

これまで「自分の理論を認めてくれたスポンサー」は組織だと考えられてきたが、今回、そうでないことが判明。宮野厚司は30年前に組織入りは定説だったが、実際はもっと遅い。

この「30年前のスポンサー」の元での研究が、後に、組織(烏丸グループ)の目に留まってしまったのだと思われる。

 

 

マッドサイエンティスト

灰原「ええ…母はあまり知られていないけど…父の「宮野厚司」の名前なら、その方面にとどろいているらしいわよ…学会から追放された…マッドサイエンティストとしてね…」 

宮野厚司「また学会でマッドサイエンティストと叩かれるのも何だしねぇ…」

「30年前のスポンサー」の元で研究の時点で、厚司は学会でマッドサイエンティストと叩かれている。

エレーナ「あなたの夢なんだから…そう簡単に諦めないで!」

しかし、厚司の研究はエレーナに「夢」と背中を押されるようなものらしい。そう考えると、マッドサイエンティストとは思えない。

「毒と薬は紙一重」と云われるが、そういう意味合いだろうか。

 

 

宮野エレーナ

 

エレーナの印象

コナン「はあ…せめて博士が灰原の父親の宮野厚司って科学者の事を知ってりゃーなぁ…」

阿笠博士「ん? ああ…宮野博士なら知っておるよ…発明品の発表会で二、三度会ったかのォ…」

コナン「学会から追放されたマッドサイエンティストを知ってんのか!?」

阿笠博士マッドサイエンティスト? 気さくで感じのいい男じゃったぞ…ワシの発明品も気に入ってくれとったし…無口で何を考えているかわからなかったのは、彼の奥さんの方じゃったよ…確か名前はエレーナとか言ったかのォ…」

コナン「エレーナって、奥さん外国人かよ!?」

阿笠博士「ああ…彼女がイギリスから日本に留学している時に知り合ったそうじゃ…」 

今井「奥さんは奥さんで、ずーっと黙ってるから言葉が通じないのかと思ったら、娘さんも日本語で話していたし…」 

阿笠博士と出島デザイン事務所の人間が持っていたエレーナの印象について。

意味深だったエレーナの描写だが、これは単に人見知りだったからでよさそう。

厚司「珍しいな…人見知りで患者さんとも必要な事しか話さない君が…他所の子と仲良く話すなんて…」

 

 

ヘルエンジェル

灰原「でも、どうやら噂通り…マッドサイエンティストの父はともかく……母は無口で陰気で何を考えているかわからない人だったみたいね…」

コナン「バーロ…ただの噂だろ? 勝手に決めつけてんじゃ…」

灰原「知ってる? 私の母が組織で何て呼ばれてたかヘルエンジェル…地獄に堕ちた天使…」  

コナン(よかったな灰原…おまえの母さんは正真正銘のエンジェルだぜ…) 

「ヘルエンジェル」は、あくまで組織の人間が呼んでいた異名

この辺はコナンの見解が当たっているんだと思う。娘に残したテープから読み取れる優しい母親像にも合致する。

バーボン「さすがヘルエンジェルの娘さんだ…よく似てらっしゃる…」

バーボンにしても、幼少期に会ったエレーナの印象から「ヘルエンジェル」と呼ぶことは考えにくい。NOCとして潜入後、組織内で「ヘルエンジェル」という異名を知り、そう呼んだ可能性が高い。

 

 

「バイバイだね」

エレーナ「ダメって言ったでしょ? もうケンカしちゃ…」

降谷「だってー…」

エレーナ「次に怪我して来てももう手当てできないよ…先生…遠くに行っちゃうから…バイバイだね…零君…」 

エレーナの言う「遠くに行っちゃう」「バイバイだね」の意味は、組織に入るからで確定。降谷と出会った頃のエレーナはまだ組織に関わっていない。

細かい時系列については後述する。

 

 

メアリーとエレーナ

エレーナ「私と同じハーフだから…」

エレーナはハーフで確定明美、志保姉妹はクォーター。

異父母姉妹でなければメアリーもハーフ。秀一、秀吉、真純はクォーターとなる。

 

宮野厚司「君のお姉さんも少し胡散臭いって言ってたしね…」

メアリーが姉、エレーナが妹で確定。連絡を取り合う程度には交流がある様子。

しかし、後に、秀一と明美が互いの素性を知らないまま交際することから、子供達に面識はなかったと思われる。

 

ちなみに、13巻FILE7の表紙に描かれたマニキュアの「Sera angel」の文字と、メアリーエレーナ姉妹の旧姓世良との関連は、2017年の年賀状返信で否定済。

 

国籍について。「メアリー世良」からメアリーは外国籍(英国籍)、「宮野エレーナ」からエレーナは日本国籍であることが分かる。

メアリーエレーナ姉妹は日英ハーフとして生まれた。なので、22歳まで二重国籍。その後、メアリーは英国籍(Mary Sera?)、エレーナは日本国籍世良エレーナ)を選択。そして、どちらも日本人男性と結婚。

基本的に日本で国際結婚だと夫婦別姓になるらしい。

エレーナの場合、日本国籍を選んだ後なら書類上、日本人同士の結婚になるはずなので、世良エレーナ→宮野エレーナ。夫婦同姓。

メアリーはちょっと複雑。メアリーの国籍考察はこちらの考察サイトさんが詳しいのでリンクを貼らせてください。

 

 

宮野家が降谷零と出会った時期

当時の宮野夫妻の年齢は分かっている。

宮野エレーナ(29)

宮野厚司(32)

 

22年前?

さて、実は、宮野厚司が生きていた場合の現在の年齢は確定している。

阿笠博士「知り合いの博士に宮野博士の事をあたってみたら、彼には小中高と同級生で、デザイナーをやっておる幼なじみがいる事がわかったんじゃよ!」 

宮野博士と小中高と同級生だった友人とは、出島デザイン事務所社長の出島壮平(54)。すなわち、宮野厚司も生きていたら54歳

よって、この回想は、54歳-32歳=22年前となる。

 

しかし、この場合、22年前、エレーナのお腹にいる子は誰なんだということに。

考えられる可能性は、

  1. 明美と志保の間にもう一人子供がいた
  2. 志保の現在の年齢が18歳ではなく21歳

だろうか。

どちらも唐突すぎるんだけど、作中の情報を繋ぎ合わせるとこうなる。

 

 

19年前

エレーナのお腹にいるのが宮野志保である場合も考えてみる。

エレーナは、志保(=現在18歳)を妊娠しているとする。作中の時間経過をは曖昧だが、志保が「18歳」と言ってから作中で数か月経っているだろうことと、当時のエレーナが「妊娠3か月(=出産7か月前)」だったことを考えて、宮野家が降谷零と出会ったのは19年前としていいだろう。

しかし、この場合、宮野厚司の年齢が32歳+19年=51歳となり、同級生だという出島社長の年齢とどうしても矛盾してしまう。設定ミスだろうか。

宮野厚司は生きていたら54歳なので、19年前なら35歳前後のはず。もしかすると単行本で修正されるかもしれない。

 

シェリーのひとりごと>

こなん通信社シェリーのひとりごとより(2018/4/27更新分)

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エレーナが妊娠しているのは、志保でよさそう。ということで、宮野家と降谷零が出会ったのは19年前で確定

あくまで想像だが、宮野夫妻の32歳と29歳という年齢設定は、ある種のファンサービスだと思うので、気にない方が良さげ(笑)

 

以下、宮野家と降谷零が出会ったのは、エレーナが志保を妊娠していた19年前として考えていく。

 

 

宮野家が出島デザイン事務所を訪れた時期

宮野家を考察する上で、最重要回「トイレに隠した秘密」(41-42巻)について。

 

組織との関わり

今井「旦那は絶えず窓の外を気にしていたし…そーいえばあの時、この家の前にずっと車が停まってたな…」

財津「ああ…スモークガラスの黒い車…」

コナン(監視付き…) 

宮野家が出島デザイン事務所を訪ねた際、組織に監視されていた。

 

エレーナ「でもスポンサーはあの烏丸グループでしょ?」

しかし、降谷と会った日の宮野夫妻は、まだ烏丸グループ(組織)のスポンサーの話を受けるか相談している段階。

 

  1. 降谷零と出会う(※烏丸グループの話を相談中)
  2. 降谷零に「バイバイだね」
  3. 組織の監視下へ
  4. 出島デザイン事務所を訪れる(※監視付き)
  5. 組織の研究施設入り

このブログでは以前から、出島デザイン事務所を訪れた時期=エレーナの組織入りの可能性を考えてきた。

エレーナだけでなく宮野家として組織入りだったが、組織の研究施設に入ってから出島デザイン事務所を訪れたよりは、組織入りする直前、組織の研究施設へ向かう道中で、最後に厚司が幼なじみの出島社長に会いに行った可能性を推していきたい。

 

 

「20年ぐらい前」

出島社長「おいおい、そりゃーいったいいつの話だ?」

財津「あれは丁度、古くなったこの家を事務所用にリフォームした直後だったから…もう20年ぐらい前ですかねぇ…」 

数字だけを見ると、降谷零と出会う(19年前)→出島デザイン事務所を訪れる(20年前)で矛盾しているように思える。

問題は、20年『ぐらい』と言っている点。これが、話をややこしくしている。とても曖昧な言い回しで、日本語としては、19年前でも全く問題はない。

 

 

宮野明美の年齢

財津「ああ…その人なら、社長の留守中に一度来られましたよ…」「ほら、社長って昔からデザインに詰まるとよくブラッと外に出て、しばらく帰って来ないじゃないですか……丁度その時に来られたんですよ…外国人のきれいな奥さんと4、5歳くらいのかわいい娘さんを連れて……何か社長に大事な話があったみたいで、結局ここに一泊して帰られましたよ…もしかしたら社長が戻って来るかもしれないって…」「確か奥さんの名前はエレーナで、娘さんは明美ちゃんだったかな…」 (※一部省略) 

勘違いしてはいけないのが、これまで宮野明美の年齢が24-25歳と考察されてきたのは、「20年くらい前」「4、5歳くらい」だったという財津の言葉だけが根拠。

逆に言うと、宮野家が出島デザイン事務所を訪れたのが20年前でなければ、明美の年齢は違ってくるということ。出島デザイン事務所を訪れた時期によって、宮野明美の年齢は変化する。

19年前とするなら、宮野明美の現在の年齢は23-24歳となる。

 

 

具体的な時系列

19年前:宮野家が降谷零(10歳)と出会う

 〃 :エレーナが降谷零に「バイバイだね」

 〃 :組織の監視下へ

 〃 :出島デザイン事務所を訪れる,明美(4-5歳)

 〃 :組織の研究施設入り

18年前:宮野志保誕生

17年前:宮野夫妻事故死

想像以上の短期間に、宮野家は組織に巻き込まれたことになる。組織(烏丸グループ)での研究も約2年間。

ただ、この作品で絵柄の背丈を考察の根拠にできないとはいえ、19年前、明美が4-5歳降谷が10歳なら、さすがに違和感が拭いきれない(笑)

こうなってくると、財津の「20年くらい前」が19年前であるように、「4、5歳くらい」もそれほど信頼できないかも。現実的に考えれば、20年前の記憶など曖昧なもの。推理漫画としては微妙な話だけれど。

  

<宮野家と降谷零の邂逅が22年前だった場合>

一応、宮野家が降谷零と出会った時期が22年前の場合(お腹にいるのは志保でない場合)も考えていた。

この説では、出島デザイン事務所を訪れた時期は確定できない。降谷と会った時期とタイムラグ(2〜3年)がある可能性もある。

しかし、一番スムーズなのは、22年前に降谷と出会った後すぐ宮野家は組織に入り、出島デザイン事務所を訪ねた場合。22年前でも「20年くらい前」の許容範囲だろう。

22年前:宮野家が降谷零(7歳)と出会う

 〃 :エレーナが降谷零に「バイバイだね」

 〃 :組織の監視下へ

 〃 :出島デザイン事務所を訪れる,明美(4-5歳)

 〃 :組織の研究施設入り

18年前:宮野志保誕生

17年前:宮野夫妻事故死

宮野明美は、22年前、4-5歳だったとすると、現在軸では26-27歳になる。22年前、明美が4-5歳降谷が7歳なら、回想の体格差は許容範囲か。薬の開発期間にも余裕があり、意外にもハマってしまうから困る。

降谷と会ったのが22年前だった場合、最大の謎はエレーナのお腹にいる子の行方。

考察としては、安室透の日常回に血縁ネタが放り込まれているのは、エレーナのこの秘密への伏線と深読みすることができる。何故、安室の登場回に?というと、唯一、エレーナの第二子(not志保)の妊娠を知っていることになるから、という考え方。

※時系列に悩んだ末、サンデー発売から数日寝かせていたら、もう設定ミスでも何でもなく、あの回想は22年前なのでは、と思うようになってしまったんだけどどうだろう?

※結局、シェリーのひとりごとが更新されたのでこの考察はハズレ(笑)

 

 

時系列年表【最新版】

3?年前 赤井夫妻 結婚
(メアリー世良→赤井メアリー世良?)
31-32年前 メアリー世良 赤井秀一を出産
30年前 宮野厚司 研究施設(not組織)に行く
28年前 メアリー世良 赤井秀吉を出産
2?年前 宮野夫妻 結婚
(世良エレーナ→宮野エレーナ)
23-24年前? 宮野エレーナ 宮野明美を出産
19年前 宮野家 降谷零と出会う,エレーナは志保を妊娠中
  宮野エレーナ 降谷零に「バイバイだね」
  宮野家 出島デザイン事務所を訪れる
  宮野家 組織(烏丸グループ)の研究施設入り
18年前 宮野エレーナ 野志を出産
  赤井家 イギリス在住だったが日本へ
17年前 羽田浩司(仮) アメリカで殺害される
  赤井務武 羽田浩司の事件に直接関与,消息不明に
(赤井秀吉→世良秀吉)
  赤井秀一 アメリカへ留学
  メアリー世良 世良真純を出産
  宮野夫妻 研究中の事故で死亡
10年前 赤井家 赤井秀一が一時帰国,家族で海水浴場へ
9年前 羽田秀吉 高校卒業,羽田家の養子に
(世良秀吉→羽田秀吉)
5年前 赤井秀一 宮野明美と交際を始め,組織に潜入
4年前 赤井秀一
世良真純
日本の駅のホームでスコッチ・バーボンとともに遭遇
3年前 メアリー世良
世良真純
日本から海外(イギリス)へ
2年前 赤井秀一 組織を離脱,前日に宮野明美と最後の会話
1年前 赤井秀一 NYの倉庫街で毛利蘭と出会う
現在 宮野明美 赤井秀一に最期のメール,ジンに殺害される
  野志 組織から脱出,灰原哀として過ごし始める
  赤井秀一 長髪を切り,日本へ
  赤井秀一 来葉峠で殉職(仮),沖矢昴として灰原哀のガードを開始
  メアリー世良
世良真純
海外(イギリス)から日本へ
  世良真純 帝丹高校に転入

 

 

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